仕事と生活

【解説】仕事が辛くて会社を辞めたい人に伝えたい5つの事

2020-04-13

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社畜くん
今月もノルマ未達だ…土曜も接待だし、この仕事向いてないかも…

 

日々の業務に疲労を感じる、ノルマや人間関係に悩む、結果が出なくて精神的に落ち込む…

 

会社で働いていると様々なストレスが降りかかってきます。

 

特に30代の方は責任ある仕事を任され、中間管理職という人間関係の難しいポジションで板挟みにあい、相談相手だった仲間や友達も家庭を持ちなかなか連絡出来ない、とストレスの発散が非常に困難な状況ではないでしょうか。

 

苦しい時間が長いと、次第に「転職」「独立」という言葉が頭に浮かび始めると思います。

 

今の環境を続ける事にも、新たな環境を選ぶことにも、どちらにもメリット・デメリットが存在します。

 

自分にとって正しいのは、続けることか、辞めることか。

 

今回はそんな悩みをお持ちの方にお伝えしたい5つのことをご紹介します。

 

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目次

会社員を続けるメリットを考える

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あなたが今の会社に入社した事には何か動機や理由があったはずです。

 

今一度、「会社員でいるメリット」を考えてみましょう。

そして、逆の捉え方をすれば「会社員を辞めるデメリット」として見ることも出来る内容となっています。

 

本当に会社員を辞めるべきか、今一度自分に問いかけてみて下さい。

 

大きなプロジェクトに関わる事が出来る

 

会社に勤めて経験を積めば、いずれ責任ある大きなプロジェクトを任されるチャンスが来ると思います。

プレッシャーはあれどやりがいも大きく、成功すれば評価も上がり尊敬の眼差しを受け、当然転職の際にも有利に働きます。

個人事業ではなかなか味わうことの出来ない、会社員だからこそ掴みやすい経験ですね。

 

プロジェクト単位でチーム行動する機会も多い為、自分と違うメンバーの考えやスキルを肌で感じる事で成長するチャンスにもなりますし、牽引役を任されればマネジメント経験にもつながります。

 

福利厚生が充実している

 

福利厚生と聞くとイメージが湧きにくい、という方もいらっしゃると思います。

要するに会社から支給される「非金銭報酬」の事ですね。

 

独立・起業した場合は事業にかかる様々な雑費を「経費」として計上可能ですが、やはり企業の福利厚生と比較すると見劣りする内容が多いでしょう。

 

社員満足度の向上には欠かせない制度であり、大企業になるほど福利厚生は充実している傾向があります。

 

代表的な福利厚生

  • 通勤:通勤電車費用負担、リース車貸与、駐車場代・ガソリン代負担など
  • 住宅:家賃補助、住宅ローン補助、社宅・寮制度など
  • 医療、育児、介護: 各休業規定、育児・介護補助、健康診断など
  • 自己開発支援: 資格取得支援など
  • 他: 携帯・パソコン・ポケットWiFi貸与など

 

ここに書いただけでも、給料とは別に月間10万円以上の恩恵を受けられる事になります。

 

この権利を手放すことが得策か、今一度考えてみましょう。

 

退職金や年金が比較的多くもらえる

 

今後の少子高齢化や経済衰退のリスクを考えると確実に受け取れるかは気になる所です。

 

現時点ではしっかり定年まで勤めあげれば企業から退職金が、そして一定の年齢になれば国から年金が支給されます。

 

企業規模や実績によっても異なりますが、定年退職金の支給額は平均2,000万円程と言われています。

 

会社員は「厚生年金」という形で毎月かなりの金額を給与から天引きされています。

もちろん所得額によってこの限りではありませんが、年金受給額は会社員の方が多く支給されるのが一般的です。

 

仕事を覚えてしまえば余裕を持って色々な行動出来る

 

入社して数年間は、仕事を覚えて実績を上げ、社内外で認められる必要がありますので忙しく余裕が無い生活を送ると思います。

 

しかし、いわゆる中堅・ベテラン領域に入ってくると作業する側から指示する側に立場が変わり、時間も作りやすく自分のペースで仕事しやすくなります

 

しっかり結果を出し評価を保てるなら、多少サボったり楽をしても誰も気にしません。

 

個人事業は自由度が高い反面、収入が途絶えた時のリスクは会社員の比ではありません。

 

会社員は辞めさえしなければ安定した収入が約束されており、安心して力を抜く事が出来るのです。

 

決して楽する事を勧めているのではありませんが、余裕が出来た分、家族のため、副業やスキルを磨くため、趣味を楽しむために健全に時間を使う事が出来ます。

 

会社員を辞めるメリットを考える

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では、「会社員を辞めるメリット」は何なのか記載します。

逆に捉えれば「会社員を続けるデメリット」として理解できる内容となっています。

 

自由な時間が増える

 

会社員は電車や車渋滞に揉まれながら定時に出社・退社するのが基本です。

 

日中も会議や顧客との商談の予定が半強制的に組まれ、かなり拘束された毎日を過ごします。

 

その点会社員を辞めてしまえば、起きる時間も寝る時間も自由、休日も自由に設定でき、会社勤めでは考えられないほど自由に時間を使うことが出来る可能性があります。

 

外注化に成功すれば不労所得の実現も夢ではありません。

 

様々なジャンルの仕事に手が出しやすい

 

会社にいる以上、扱う商材は限定的です。

スーパーで車を販売したり、家電メーカーで分譲マンションを販売する事はありませんよね。

 

個人事業であれば、扱う商材の選択権は自分にあります。

例えば投資に興味があるのなら不動産、株式、為替を扱えば良いですし、市場の流れに合わせて路線を変えることも出来ます。

 

「一つの商材を一生扱う」ことは難しいですし、終身雇用が崩壊した現在の日本では様々なジャンルに精通している方が生き抜く力も優れているかもしれません

人間関係のストレスが減る

 

会社にいると様々な人との付き合いが必要です。

その付き合いを好む人もいれば、避けて通りたい人も多いはず。

 

苦手な相手、尊敬出来ない相手とも笑顔で接しなければなりませんし、周りからの印象に怯えながら仕事をする人も多いでしょう。

 

個人で事業をする場合、メリットの無い人と無理に付き合う必要もありません。極論パソコンさえあれば一人で仕事することも可能ですので、人間関係のストレスは激減すると思います。

 

自分次第で収入が大幅に伸ばせる

 

会社で高額な商材の販売に成功したとしても利益が丸々手元に入る訳ではありません、そのほとんどは会社に吸収され、我々が手に出来るのはごく一部です。

 

やりがいを求めて働く事が出来る方は問題ないですが、給与の見返りを求める方にとっては業績が伸びるにつれて不満もたまってしまう可能性があります。

 

その点、会社員を辞め個人事業となった場合は、税金を差し引けば原則全て自分の利益となります。

 

創意工夫が必要な分、「自分が稼いだ」という実感を如実に感じる事が出来るのではないでしょうか。

 

今までのキャリアに囚われすぎない

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会社員を続けるにしても辞めるにしても、一つお伝えしたいのが「今までのキャリアに囚われすぎないで欲しい」ということです。

 

  • せっかく大学四年間で学んだから…
  • せっかく資格をとったから…
  • せっかく何年もこの仕事を続けたから…

 

と、「せっかく~だから」と考えてしまうと、今いる場所から抜け出すことが非常に困難になります。

 

仮に行動に移す決心がついても、この考え方に縛られてしまうと自分の知っている業界・職種以外は選択肢にすら入らなくなってしまいます。

 

衰退業界・職種に従事していること、このままでは将来危険ということに気付いているのに、

 

「行動を起こす事が怖い」

 

「面倒くさいし、きっとなんとかなるはず」

 

理由をつけて動かない事こそが一番のリスクだと私は思います。

 

世の中は様々な仕事で溢れています、そして刻々と新たなビジネスが誕生し続けています。

 

もし業界・職種に将来性を感じられず途方に暮れている方がいらっしゃれば、一度広い視野でその中を見渡してみて下さい。

 

過去に縛られず行動に移すことが出来れば、きっとあなたに合った天職に出逢えると思います。

 

どんな状況にも対応出来るよう準備を始める

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今の状況を変えようと思った時、一番恐いのは「収入が途絶える事」だと思います。

 

仮に転職・独立をしたくとも、長続きしなかった場合のリスクは少なからず考えなければなりません。

 

そこでおすすめなのが「副業」から始めることです。

 

副業を始めるメリット

  • 興味のある様々なジャンルの仕事が経験可能
  • 複数の副業を掛け持ちする事も可能
  • 成功すれば収入アップが見込め、軌道に乗りそうなら起業可能
  • 失敗しても本業があれば収入は途絶えない

 

と、低リスクで多くのメリットを得ることが出来るのです。

 

副業を解禁する企業も増え、社会的な認知も昨今広がっています。

 

「副業」と検索すればその数に驚くと思います、本業の何倍もの収益を副業で稼ぐ人もたくさんいます。

 

時代も「副業」に対して追い風です。

 

環境を変える前に、まず副業から始めてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ:結論と私の経験談

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結論、会社員を続ける事・辞める事に正解はありません

 

それぞれにメリット・デメリットが存在し、人によって答えが異なるためです。

 

ですので、私のおすすめは「まず副業から始める」ということです。

 

  • 自分に合っている副業に出逢えたら。それを本業にするも良し
  • 副業が収益の柱になるなら。本業は低所得でも自分のやりたい内容を選ぶのも良し

 

私は大学卒業後、運良く社員数2,000名程のとある大手企業に営業職として入社しました。

 

入社理由を正直に書くなら、

  • やりがいがある「かもしれない」と感じる内容の仕事だったから
  • 知名度あるし、名前を出すのが恥ずかしくない会社だったから
  • みんな就職するし、他にやりたい事もなかったから
  • いきなり起業する程のスキルも経験も興味も無かったから
  • 大手に入れば老後まで安泰だ、と思っていたから

 

と、文字にすれば決してキレイでは無い理由でした。

 

時間が経つにつれ、業界の先行きと、営業という職種が自分に合っているか疑問を感じ始めました。

 

しかしそれなりのキャリアを積み資格も取得していたことが頭を過り、なかなか動き出せずにいました。

 

そんな時始めたのが副業です、今では考えられない程のブラックな働き方をしていましたので、とにかく時間が限られていました。

 

時間が無くても出来ると思った「投資」を独学で学び運用を始め、気付けば本業に迫る収益を上げることが出来るようになっていました。

 

副業が収益の柱となり勇気に変わり、本業では6年務めた業界から離れ新たな環境でリスタートする決意が持てました。

 

結果本業も軌道に乗り、副業も投資以外の分野を始めることも出来ました。

 

長くなりましたが、私は、

 

副業があったから自信と勇気が持つ事ができ、結果自分に合った本業と出逢うことができた

 

あくまでも一例ですが、このように副業が救いとなった方を私はたくさん知っています。

 

前項で書いた通り、副業は誰でも低リスクで始められ、多くのメリットを得る事が出来ます。

 

まずは副業から始めてみてください

 

皆様にとってこの記事が少しでもご参考頂ければ幸いです。

 

 

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