古くなった家具や家電、使わなくなった子供用品、処分費のかかる粗大ごみ、そのままにしていませんか?

それ、すごくもったいないです。
お手持ちのパソコンやスマホがあれば、家に眠る不用品をお金に換えることも、処分費のかかる粗大ごみを無料で処分することも出来ます。
しかも意外な高値で、人気商品なら壊れていても売却出来る場合もあります。
リサイクルショップで処分する前に、是非一度この記事をお読みください。
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目次
一般的な不要品の買取・処分の相場
実際に不用品を売却・処分した場合の相場をご存知ですか?
はじめに、想像以上に厳しい現実をご紹介します。
買取額の相場
まず、一般的なリサイクルショップの買取相場をみてみましょう。
もちろん商品によってピンキリですが、店頭買取での一例を挙げると、
- ゲーム本体:500~1500円(PS3、ニンテンドーDSの場合)
- ゲームソフト:10~100円(PS3、ニンテンドーDSの場合)
- 漫画:10~100円(最新刊を除く)
- 衣類:0~500円(ブランド品を除く)
- 家具家電:0~1000円(買取不可なものが多い)
※状態、人気、販売時期によって料金が異なります
ご覧の通り、一般的な不用品(使用しなくなった古いもの)の場合だと正直、「値段が付けばラッキー」という感じ。
お店まで運ぶ労力や査定を待つ時間を考えると、正直全く元が取れません。
最近は出張買取サービスも普及してきましたが、この場合更に買取額は減少する上、そもそも売却する商品数が多くないと出張してくれません。
処分費の相場
処分費がかかる大きな家具・家電はブランド・メーカー品でない限り買取不可のケースが多いです。
その場合、各行政で粗大ごみ(最大辺がおおむね30cm以上のもの、重量のあるものは除く)として処分する必要があります。
処分費の一例は、
- トースター、レンジ、炊飯器等生活家電:400円
- 冷蔵庫:800円
- タンス:400~2,800円
- イス:400円
ただし、市区町村で処分する場合は、処理券を購入し、ごみ置き場または処理場まで運ぶ必要があり、けっこうな労力がかかります。
特に大型の処分品が出る引越しなどでは、手間が省ける出張回収サービスが人気です。
気になる出張回収相場の例ですが、
- トースター、レンジ、炊飯器等生活家電:500円
- 冷蔵庫:4,000~14,000円
- タンス:2,000~10,000円
- イス:1,000~3,000円
※サイズ、重量、種類によって料金が異なります
イメージ通り、処分にかかる費用は跳ね上がります。
おすすめしない販売ルート
上記の通り、リサイクルショップで不用品を販売しても二束三文にしかなりません。
大型の家具・家電は買取不可のケースも多く、結果処分費を支払うハメになります。
両者ともにそれなりの労力がかかりますし、専門業者の出張サービスを利用すると大幅な割損となる為、結論、これらはあまりおすすめの方法とは言えないでしょう。
不用品のおすすめ販売ルート
結論、フリマアプリでの販売が最もおすすめです。
フリマアプリがおすすめの理由
- 出品が簡単(写真を撮りコメントを書くだけ)
- 複数アプリで併売可(購入者が付きやすい、売却が早い)
- 出品者が販売額を自由に設定でき、高値で売却可能
- 人気商品なら壊れていても売却出来る可能性がある
- 郵便局やクロネコヤマトで発送伝票が自動印刷できる(QRコード読み取り)
近年、スマホで利用できる便利な中古品販売アプリが数多く登場しています。
どれも使い方は共通です。
販売までのステップ
- アカウント登録をする
- 出品する(写真を撮り、商品情報を記入し、出品額を決める)
- 商品が売れたら発送する
出品手続きは慣れると1つ当たり数分で完了します。
実際に今も使っている、おすすめのアプリをご紹介します。
ラクマ(旧フリル)
楽天グループ、CMに川栄李奈さんが出演し注目を集めました。
元々フリルという女性向けサービスだった為、女性ユーザーが多い印象。
販売手数料が3.5%と非常に安く、登録者数も多い。
購入申請の有無が選べ、出品者が購入者を選ぶことが可能です。
→ ラクマ公式サイトへ
メルカリ
フリマアプリの王道、サポート機能が充実しており簡単に出品可能。
販売手数料は10%とラクマに比べるとやや高めだが、登録者数は一番多い印象。
売上金を電子決済サービス「メルペイ」に直接チャージすることが出来る。
→ メルカリ公式サイトへ
PayPayフリマ
最近登場したフリマアプリ。
送料は出品者負担となるが全国一律、購入者からはお得感が強い。
同様に販売手数料は10%。
売上金を「PayPay」にチャージ可能、購入時の支払いも「PayPay」から可能。
→ PayPayフリマ公式サイトへ
どれも使いやすく、今も多くの商品をこれら3つのアプリに同時出品しています。
個人的に、手数料が安く売却成立が早いラクマが最もおすすめです。
不用品を中古の「商品」と捉え、誠実に販売しましょう。
粗大ごみのおすすめ処分ルート
結論、私はジモティーというアプリ一択です。
「地元の掲示板ジモティー」というCMでおなじみ、近隣のバイト、教室、メンバー募集の情報も多く掲載されていますが、今回注目したいのは登録者が不用品を無料もしくは安く譲る事ができる点です。
アクセサリーから家具家電など、サイズ・状態に関わらず様々な商品が掲載されています。
基本は引取希望者とアプリを介してメール交換をし、金額、販売方法、受渡方法を調整します。
自由度が高い分、個人間のトラブルには注意したい所ですが、基本発送の手間も無く、自宅近くまで相手が引き取りに来てくれるので手間がかかりません。
本当の「ゴミ」は難しいですが、使い手によって価値が見い出せる物であれば無料で引取ってもらえる可能性は十分にあります。
不用品販売の体験記
私はこれまで不用品を多数販売してきました。
フリマアプリを使った販売実績の一例をご紹介します。
- 水没で壊れたApple Watch2:5,000円
- 腕時計(2つ、10年前に購入した中級ブランド品):20,000円
- 漫画全巻セット(ONEPIECE、HUNTER×HUNTER、NARUTO、他):80,000円
- ぬいぐるみ(1体、非売品):2,000円
- ディズニー木製玩具:8,000円
- 小型家電(電子辞書、ICレコーダー、トイカメラ):8,000円
- 資格教科書(10年前):10,000円
- iPod(mini、classic):13,000円
- 置物(フィギィア、小物):20,000円
- 実家に眠っていたゲームソフト(FC、SFC):5,000円 ・・・等
また、ジモティーを使った不用品販売の一例ですが、
販売したもの
- 子供自転車:1,000円
- バンボ(幼児用のイス):800円
- 子供おもちゃ(仮面ライダー、ボールテント、プレイトンネル):5,000円
- バウンサー(赤ん坊を寝かせる小型ベッド):1,000円
- ベビーベッド:3,000円 ・・・等
無料で譲ったもの
- 本棚、ソファ、小型家具 ・・・等
生々しいデータですが、処分費を払わず収益に変えることが出来ています。
まとめ:不用品販売のメリット
いかがだったでしょうか。
不用品だからといってあっさり処分するのではなく、もう一度「商品」に戻してみませんか?
特にジモティーでの販売は手渡しとなりますが、不用品だったはずのものが喜ばれ、
「ありがとう」「大切に使います」
と言ってもらえる事、思い出の詰まったものが他の誰かにまた使ってもらえる事。
商売の原点である「人と人との繋がり」を感じる事が出来る、素晴らしいサービスだと感じています。
この記事が皆様にとって少しでもご参考頂けたなら幸いです、お付き合い下さり有難う御座いました。